出場停止中のラミレス ステロイド使っていた?

[ 2009年5月16日 10:52 ]

 薬物規定違反で50試合の出場停止処分を科された米大リーグ、ドジャースのマニー・ラミレス外野手が、ステロイドを使用していた疑いがあると、ロサンゼルス・タイムズ紙が15日に報じた。

 検査結果を知る複数の関係者によると、筋肉増強効果のあるテストステロンの数値が一般男性の4倍以上だったことなどから、ステロイドの使用が疑われるという。
 ラミレスが医師から処方されたという性腺刺激ホルモン(HCG)はステロイドの痕跡を消す効果を持つために大リーグで禁止薬物となっているが、HCGは検出されなかった。大リーグ機構は違反の詳細を明らかにしていない。
 ラミレスは同日、ドジャースが遠征しているフロリダ州のホテルを訪れ、問題発覚後初めて同僚に謝罪した。トーリ監督は「彼は深い悔恨を示していたし、当惑していた」と話した。(共同)

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2009年5月16日のニュース