巨人逆転負けの原因はM・中村だけじゃない!

[ 2009年4月4日 23:03 ]

8回、広島・栗原(左)に逆転3ランを浴びた巨人のM・中村

 【巨人3―5広島】1点リード、8回2死走者なし。巨人の悪夢はここから始まった。

 8回から登板のM・中村は、すんなりと2死を奪った。しかし、ここから連続四死球でピンチを招くと、栗原に逆転3ラン、続くシーボルにソロを浴びた。「四球、死球、ゴーンじゃね…。見ての通り」。自慢の必勝パターンが崩れ、原監督には脱力感がにじんだ。
 前田健を攻略しきれなかったのも敗因だ。2回に李スンヨプと阿部の連続本塁打で先行した後は攻めあぐねた。7回には二走の阿部がけん制で刺されるミスも。相手にダメージを与えられなかったことで、結果的に投手に負担のかかる展開となった。
 リーグ制覇を飾った昨季は開幕5連敗。2連敗でジタバタする必要はないだろう。原監督は「対策をして、あす、しっかり戦うということ」と会見を結んだ。

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2009年4月4日のニュース