イチロー米国戦へ自信「3年前とは意識が違う」

[ 2009年3月22日 17:01 ]

米国戦に向けた練習中、笑顔を見せるイチロー

 【侍ジャパン】イチローに気負いは感じられなかった。フリー打撃、守備練習の合間にはチームメートらと談笑する姿が目立つ。合流したばかりの栗原とは、それぞれアリゾナの自主トレやキャンプで利用するパン屋が同じだそうで、「その話がメーンでしたよ」と屈託がなかった。

 「栗原の知り合いに僕のマニア(大ファン)がいて、その人が『イチローは(打撃の)始動が遅いとか、トップが入りすぎだ』と言っていたと(栗原から)は伝え聞きましたが…」
 最近までさっぱり結果が出なかった自らの打撃についてさえも、楽しそうに話す。「(栗原には)ありがとうございます、といっておきました」
 だが、2次リーグで対戦して敗れた3年前の米国戦と今回の比較に関しては、真剣な空気を漂わせる。「前回は自分たちが対等にやっているという意識がなかったと記憶しているが、今回はそれ(対等)に近いと思う」。味方に自信を感じているということか。(共同)

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2009年3月22日のニュース