王監督ファン退任惜しむも「体のためには…」

[ 2008年9月24日 06:00 ]

 ホークスの本拠地、福岡市では約50年に及ぶプロ野球人生をねぎらい、退任を惜しむ声が上がった。80年代後半、球団誘致運動で奔走した市民球団ホークス後援会の小田展生さん(60)は「孫オーナーと一緒の胴上げが見たかった。お体も無理はできないでしょうし、感謝しております」とつぶやいた。優勝時にはファンが飛び込む那珂川にかかる「福博であい橋」では、元球児の上田徹平さん(31)が「王さんの体のためには監督を辞めた方がいいでしょうが、ホークスには残っていただきたい」と訴えた。球団が毎年、必勝祈願する東区の筥崎宮近くで育った木村健次さん(57)は「野球は見ませんが王さんは別格で、とても残念です」と話した。

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2008年9月24日のニュース