リョーユーパン初V!MVP増江が殊勲打

[ 2008年9月24日 06:00 ]

 高松宮賜杯第52回全日本軟式野球大会1部(全日本軟式野球連盟、スポーツニッポン新聞社主催)は23日、山梨・甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で決勝を行い、リョーユーパン(福岡)が初優勝した。6回、MVPに輝いた増江豊(24)の右中間二塁打などで1点を勝ち越し。リコーロジスティクス(神奈川)を下した。福岡勢の優勝は大会最多の2年連続9度目となった。

 【リョーユーパン2―1リコーロジスティクス】福岡リョーユーパンは9回無死一、二塁の危機を、エース加久が絶妙のけん制で一塁走者を刺してしのいだ。一昨年は高松宮賜杯2部で初戦敗退。同大会で準優勝したリコーロジスティクスを下して初の全国制覇を達成した。6回1死一、三塁から殊勲の右中間二塁打を放った増江は「仕事と野球の両立を考え、土日も休みなしで頑張ってきました」と笑顔。福岡、熊本、佐賀、大分の各事業所から週末ごとに集まって白球を追う“遠距離練習”を実らせての賜杯獲得に感慨もひとしおだった。

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2008年9月24日のニュース