阪神もドロー 下柳が中2日奮闘も…貧打

[ 2008年9月24日 06:00 ]

<神・横>11回、村田の邪飛を平野が好捕

 【阪神1―1横浜】阪神は4時間20分の死闘の末に1―1のドロー。デーゲームの巨人に仲良くお付き合いして単独首位のチャンスを逃した。岡田監督は何度も首をひねりながら3安打に終わった打線を嘆いた。「点入らんもん、しゃーないやん。後攻なんやから7回以降、点取ったら終わりやん。下柳は予定通り。突然投げさすわけない」

 中2日で先発の下柳は踏ん張った。前回20日の巨人戦(東京ドーム)は44球を投げ、今季最短の1回2/3で7失点KO。ダイエー時代に救援登板から中1日で先発はあったが、両方とも先発の中2日は初めて。そんな中で6回を88球2安打1失点。7回からはリリーフ陣が何度もピンチをしのいだ。JFKも7月26日の中日戦(甲子園)以来のそろい踏みを果たした。
 しかし、7回以降は無安打で二塁にすら進めず。野手の安打は鳥谷の2本だけで「どうしようもない、3本じゃあ」と指揮官のボヤキは止まらなかった。これで2位以上でのCS進出は確定したが、巨人との一騎打ちを制するためには打線の立て直しが急務だ。

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2008年9月24日のニュース