今岡逆転弾で乗った!阪神もう横浜怖くない

[ 2008年9月24日 18:25 ]

3回、逆転2ランを放った今岡(右)を迎える岡田監督ら

 【神5―2横】阪神は1点を追う3回、今岡の2ランで逆転し、4回は野選と赤星の適時打で2点追加。2点差の8回も赤星の適時打で貴重な追加点を奪った。5投手の継投で反撃を断ち、2番手福原が4月以来の3勝目。横浜は三浦が打たれ8連敗。

 ≪“天敵”三浦打ち≫今季ここまで4敗、対戦打率は1割6分8厘。天敵とも言える横浜・三浦を打ち、阪神が首位の座を守った。「きょうはものすごく点が入った気分。すごいことよ」。復調の兆しを見せた打線に、岡田監督の表情も久々にゆるんだ。
 1点を追う3回だった。投手強襲安打の平野を一塁に置き、打席には今岡。「(三浦は)いい投手なので自分のスイングを心掛けた」。真ん中低めの直球をきれいにはじき返すと、打球はバックスクリーンに飛び込む逆転2ランとなった。
 指揮官の動きも早い。続く4回。無死二、三塁から矢野が三振に倒れると、尻上がりの投球を見せていたリーソップの打順で代打に林威助。「相手は三浦。チャンスがあればどんどんいこうと思っていた」と岡田監督。林の二ゴロが野選を誘って1点。さらに赤星が中前適時打で畳み掛けた。
 前日は3安打。この日も8回1死満塁で1点に終わるなど、完全に勢いが戻ったとは言い難い。ただ、苦手投手を攻略し、つかんだ勝利は大きい。「少しずつ、いい形になりつつある」と岡田監督も言う。巨人とのせめぎ合いの中、確かな手応えはつかんだ。

続きを表示

2008年9月24日のニュース