五輪後初登板!川上3回無失点で8勝目

[ 2008年9月24日 21:43 ]

ヤクルト戦に2番手で登板、8勝目を挙げた中日・川上

 【中9―3ヤ】中日が3位に浮上した。0―2の2回、森野の2点打などで4点を奪い逆転。5回はデラロサ、谷繁、代打立浪の3連続適時打で3点を加えた。五輪後初登板の川上が2番手で3回を無失点で8勝目。ヤクルトは先発石川が誤算だった。

 ≪ナゴヤドーム揺れた!≫4―2の3回。中日のマウンドに背番号11が上ると、ナゴヤドームは大歓声で揺れた。川上がようやく北京五輪以来の復帰登板を果たし、久々にエースの存在感を見せつけた。
 帰国後は右肩の違和感があったもようで調整が遅れ、約1カ月ぶりの実戦だった。それでも直球は最速147キロと球威は十分。1番から始まる打線を簡単に3者凡退に打ち取ると、結局3イニングを投げて内野安打を1本許しただけ。まともにとらえられた打球は皆無で、7月4日以来の白星を手にした。
 試合後は「久しぶりだったことを考えると、結果的には良かった」と冷静に振り返った。チームは再び広島を上回って3位に浮上し、クライマックスシリーズ進出へのマジック9も点灯。「次が重要になる。いっぱいいっぱいの3位争いをしている中で、十分な力を発揮するということ」と、先発が予想される次回登板へ向け気合を込めた。

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2008年9月24日のニュース