オリ 7年ぶり70勝!ローズ3戦連発

[ 2008年9月21日 06:00 ]

<オ・日>2回2死二、三塁、3ランを放ったローズ(右)は清原から敬礼ポーズで迎えられる

 【オリックス6―1日本ハム】オリックスは一気の集中打で故仰木監督が指揮を執っていた01年以来、7年ぶりの70勝に到達した。2回にグリンを攻略して6得点。ビッグイニングを締めたのはローズの一発だ。

 3点を先制し、なおも2死二、三塁から左翼席へ3試合連続、トップの西武・中村に3本差に迫る39号3ラン。「外寄りの直球を待っていたが、シュートにうまく反応できた。ちょっとバットの先だったけど逆方向へうまく打ち返すことができた」と自画自賛した。
 8月21日に40歳を迎えた主砲。この一発で88年の南海・門田(44本塁打)以来20年ぶり史上2人目の“不惑40本”にあと1本。同時に自身2年連続7度目となる40号にも王手をかけ「あと1本。いい感じだよ」と手応えを口にした。
 投げては左腕・山本が6回1/3で8安打を浴びながら1失点と粘り、自身初、チームでは小松(13勝)、金子(10勝)に次ぐ10勝目。オリックスでは99年の川越、金田、星野伸以来9年ぶりの“2ケタトリオ”結成となった。山本は「初回から飛ばして行こうと思った。低めにボールを散らして自分の形で行けた」と納得の表情で話した。
 日本ハム戦7年ぶり勝ち越しを決め、CS進出マジックは5。悲願達成まであとわずかだ。

続きを表示

2008年9月21日のニュース