黒田10勝目ならず斎藤4勝目、藪は好救援

[ 2008年9月21日 16:06 ]

ジャイアンツ戦に先発、5回途中に交代を命じられたドジャース・黒田

 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手は20日、ロサンゼルスでのジャイアンツ戦に先発で4回0/3を投げ、8安打5三振で3失点。10勝目はならなかった。斎藤隆投手は5―5の7回から4番手で登板し、1回を無安打無失点。7回に味方が勝ち越したため、5月25日以来の4勝目(3敗17セーブ)を挙げた。チームは10―7で勝った。

 ジャイアンツの藪が連投で好救援。同点の5回から登板し、2死一、二塁のピンチを三ゴロで乗り切ると、6回は3者凡退に抑えた。
 ここ5試合は失点がなく、藪は「最近ずっとこんな感じなんでね。もう残り試合が少ないから持てる力を出し尽くしたい」と話した。

 ▼黒田の話(5回途中の交代は)当然、悔しい気持ちはあるが仕方ない。コンタクトされている感じがあって慎重になりすぎた。スピードは出ていたが、打者に合わせやすい球だったと思う。僕の勝ちよりチームの勝ちの方が大事。

 ▼斎藤の話 僕に勝利が付いたことよりチームが勝ったことがよかった。その日の100パーセントの力でやっている。感傷に浸っている場合じゃない。残り試合はすごくハードになる。次に切り替えていかないと。

 ▼藪の話 一つくらい死球を出してもいいという気持ちだった。(内野安打も)先っぽだったし。泣いても笑っても残り1週間だからね。(共同)

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2008年9月21日のニュース