2戦連続アーチの常葉菊川主将、振るわず涙

[ 2008年8月18日 17:05 ]

 【常葉菊川0-17大阪桐蔭】常葉菊川の前田主将は1安打と振るわず、バットでチームをけん引することはできなかった。準々決勝、準決勝と2試合連続本塁打を放った5番打者は「福島君のコントロールが良く、完ぺきに抑えられた」と完敗を認めた。

 好調を維持して決勝を迎えたが、この日は「少し力みがあった」という。7回無死二塁では遊ゴロで得点機をつぶし、天を仰いだ。ただ、9回にはチーム5本目の安打を放ち、意地も見せた。前田は「なんとか1本打ってチームに貢献したかった」と涙ながらに話した。

 ▼常葉学園菊川・佐野心監督の話 選手に感謝です。選手は悔し涙じゃなく、決勝まで来られた達成感の涙だろう。戸狩は初回に(大阪桐蔭の)福島君との差が出た。

続きを表示

2008年8月18日のニュース