黒田、フォーム修正　スライダー復活なるか

　ドジャースの黒田が３０日、投球フォームの修正に取り組んだ。次回登板予定の２日のダイヤモンドバックス戦に向け、ブルペンで３６球。ハニーカット投手コーチから助言を受けた。

　先発の柱を任された後半戦で、３試合に登板して２敗。同コーチは「スライダーについてだ。腕が下がることがあるので、高い位置に保つように言った」。黒田は「以前から言われていたことだが、簡単にはいかない。１日で変わるのは難しい」と話した。
　トーリ監督は「必要なのは変化球の制球を取り戻すこと」と指摘。２日の登板後は、中６日での登板を考慮すると明かした。米国人記者から、不振が続けばローテーションを外すのかと問われると「何かを直す必要があるならわれわれはやる。現時点では考えたくない。実力を分かっているからね」と答えた。
　ダイヤモンドバックスとの激しい首位争いの中、黒田はチームの優勝に欠かせない戦力。スライダーの復活がなるか。（共同）