原監督 後半戦は主力もフル稼働させる

[ 2008年7月31日 06:00 ]

 前半戦を貯金9の2位で終えた巨人の原辰徳監督(50)が30日、広島から帰京後、読売新聞東京本社で渡辺恒雄球団会長(82)に中間報告を行った。7月は16勝8敗とチーム状況は上向きで約1時間の会談後、原監督は「会長から“非常に後半戦が楽しみになってきた”という言葉をもらった。チーム全員そのつもりで後半戦を戦う」と笑顔で語った。

 今季は開幕5連敗などスタートダッシュに失敗して首位・阪神とは9・5ゲーム差。目標にリーグ連覇を掲げる原監督は後半戦に向け「痛い、かゆいと言ってられない」と休養日を設定してきた主力選手をフル稼働させる方針を示すと「まず(阪神と)5ゲーム差にするのが当面の目標」とさらなる反攻を誓った。また、今季が3年契約の3年目の原監督だが、会談では来季以降の契約について「何も話は出てません」と話すにとどまった。一方、渡辺会長は「このまま行けば阪神を追い越せる。手腕?7月以降は調子がいい。ずっと上がってきて、どうして監督が悪いと言うんだ。これで1位になれば名監督だ」と評価を与えていた。

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2008年7月31日のニュース