選手会が臨時総会 年俸調停に第三者機関を

[ 2008年7月31日 17:03 ]

 労働組合・日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)は31日、大阪市内で臨時大会を開き、6月に日本プロ野球組織(NPB)と2年後の見直しを条件にフリーエージェント(FA)資格取得年数短縮などで合意したことを受け、今後の活動方針を話し合った。

 国内移籍は8年(2007年大学生・社会人ドラフト以降入団は7年)となったFA取得年数のさらなる短縮、補償金の撤廃、年俸調停に第三者機関を加えるような改定を求める意見が出された。宮本会長は「年俸調停はできればすぐに取り掛かりたい」と話した。
 ドーピング問題では宮本会長は「異議申し立てをしても同じ機関が判断している」とし、制度改革の必要性を訴えた。またシーズンオフのウインターリーグなどへの選手派遣のルール作りについても意見を出し合った。

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2008年7月31日のニュース