広陵 全員で三三七拍子

[ 2008年7月31日 06:00 ]

 第90回全国高校野球選手権大会(8月2日から17日間、甲子園)に出場する代表校の甲子園見学第2日が30日、行われた。4季連続出場の常葉学園菊川(静岡)、昨夏準優勝の広陵(広島)など27校が参加。ボールを使うことはできなかったが、各校の選手たちはあこがれの球場の雰囲気を味わい、マウンドの高さや土、芝の感触を確かめるなどして本番に備えていた。最終日の31日は19校が参加予定。

 昨夏の準優勝校・広陵はベンチに入れない3年生も見学に参加し、最後は全員で三三七拍子。中井監督は「3年生全員を連れてきて良かった。試合は子供たちに任せているので好きにやってくれたらいい」と、にこやかに話した。集中打と継投が勝ちパターンで前評判は高い。林主将は「去年の決勝で負けた悔しさを忘れず、今年こそ日本一になる」と力を込めた。

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2008年7月31日のニュース