岩村5戦ぶりマルチ レイズ首位で8月戦線へ

[ 2008年7月31日 08:27 ]

 レイズの岩村明憲内野手は30日、トロントでのブルージェイズ戦に「1番・二塁」で出場、4打数2安打で5試合ぶりのマルチヒットとなった。内容は中前打、二飛、三ゴロ、左越え二塁打で打率は2割7分4厘。チームは3―2で勝ち2連勝。

 後半戦は堅守が光るレイズ。7月最後の試合も守りで踏ん張り、1点差で勝った。
 岩村は序盤の好守でチームを救った。一回は無死一塁から三ゴロ併殺を完成。3回は二死一、三塁で中堅へ抜けそうな当たりに追いついて失点を防ぎ、4回の逆転劇につなげた。「守備から自分たちの流れに持っていけた。よく投げて、よく守ったね」と喜んだ。
 打撃も好調。先制点につながった1回の中前打に続き、8回は先頭で左越え二塁打。内角球をしっかり引きつけてたたき「完ぺきな当たりだった」と自賛した。
 チームは球宴前に7連敗したが、7月も13勝12敗と勝ち越した。打線がさえない時も、粘り強い試合運びで白星を重ねた。岩村は「打てないときはしっかり守ったり、投手に頑張ってもらったりすればいい」。レイズは首位で勝負どころの8月を迎える。(共同)

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2008年7月31日のニュース