米安打製造機 イチローにエール

[ 2008年7月31日 06:00 ]

 「3000CLUB」と呼ばれる偉業を達成した往年の名選手が日本が誇る“安打製造機”にエールを送った。通算3141安打のトニー・グウィン氏(48)は「彼のおかげで、みんながコンタクトヒッターの価値を再認識するようになった」と評価。現役最終年の01年球宴で、メジャー1年目のイチローのプレーを初めて目にし「頼もしい若手が出てきたとうれしかった。今度は、彼がベテランになり若い選手と出会い、次の世代へと継承される」と語る。

 大リーグで3000安打は27人が達成。このうち殿堂入りしていないのは、野球賭博で永久追放となったピート・ローズだけ(未資格2人、ヘンダーソンは28日に資格取得)。いわば「3000CLUB」は殿堂入りの“基準”となる。7年連続200安打のウェイド・ボッグス氏(50)は「殿堂入りには日本での数はカウントされない。これからも打ち続けて、米記者が納得する成績を残してほしい」と期待を寄せた。
 今後200安打ペースでいけば、40歳シーズンで最多安打記録(4256本)を持つローズ超えとメジャーでの3000本を達成する計算になる。

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2008年7月31日のニュース