G・G・佐藤ら五輪代表候補に追加

[ 2008年6月7日 06:00 ]

 北京五輪に出場する日本代表・星野仙一監督(61)らは6日、都内でスタッフ会議を開き、1次候補77人に新たに4選手を加えることを決め、発表した。追加登録されるのは西武の帆足和幸投手(28)とG・G・佐藤外野手(29)、阪神・渡辺亮投手(26)、中日・吉見一起投手(23)。4選手は日本オリンピック委員会(JOC)に登録され、計81人の1次候補から最終メンバーが選ばれる。

 約3時間の会議を終え、星野監督は「4人プラスした。けが人が多い状況だから。(追加登録できるのは)大きいよ」と話した。1次候補77人は3月末に選出したが、開幕後に有力候補にけが人が続出。当初今月20日の予定だった最終メンバー決定をけが人の回復を見極めるため7月中旬まで延期していた。同時に77人枠を見直して追加登録をJOCに要望。それが認められた。
 左右の先発と中継ぎという補強ポイントを埋める3投手。そして日本ハム・森本の故障で手薄になった右の外野手としてG・G・佐藤はどうしても加えたい1人だ。「せっかく(最終メンバー決定を)待ってもらったんだから(選んだ選手には)バリバリやってほしいからね」。星野ジャパンは20日に35人程度へ絞り込み、7月中旬に24戦士が決まる。

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2008年6月7日のニュース