“代役”紺田、高口ともに猛打賞

[ 2008年6月7日 06:00 ]

<日本ハム・広島>7回1死二、三塁 スレッジが2点タイムリーで紺田生還

 【日本ハム7―3中日】日本ハムはケガ人続出の暗雲を“代役”が振り払った。2点を追う5回。初めて1、2番コンビに起用された紺田と高口が機能した。2死二、三塁から、まずは紺田が中前適時打。続く高口も右中間突破の2点三塁打を放ち、一気に逆転に成功した。

 終わってみれば、そろって猛打賞の大活躍。紺田が「5回は勝負どころだと思った。打ててうれしい」と笑顔を見せれば、高口も「つなぐ意識がよかった」。采配的中の梨田監督も「よく打ってくれた。単打ばかりで水鉄砲みたいな感じだけど、うちにはそれしかない」とニンマリだ。
 昨年11月1日の日本シリーズ第5戦ではナゴヤドームで屈辱の完全リレーを食らった。あれから218日。森本、高橋ら主力を欠きながら全員野球で17安打7得点。悪夢を払しょくした梨田ハムが交流戦連覇へ突き進む。

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2008年6月7日のニュース