代打・憲史が呼んだ楽天交流戦単独トップ

[ 2008年6月7日 19:40 ]

 【楽5―3横】楽天ベンチは早めに切り札を使った。6回に1―1に追い付き、なお1死一、二塁で代打に憲史。この策がズバリ的中する。豪快な3ランが右翼席に突き刺さった。

 「低めは落とされると思ったので、高めを待っていた」と憲史。初球のフォークボールを悠然と見逃し、2球目の浮いた直球をとらえた。積極的な代打策、的確な指示、と思い切りの良さがかみ合った一発だった。

 野村監督は「オーダーで負けたから、“連敗”するわけにはいかない。どうしても勝ちたかった」とニヤリ。貯金を創設4年目で最多の「5」とした楽天が、10勝4敗で交流戦単独首位に立った。

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2008年6月7日のニュース