黒田が完封で3勝目 福留も抑える

[ 2008年6月7日 13:21 ]

カブス戦でメジャー初完封勝利、ガッツポーズのドジャース・黒田

 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手は6日、ロサンゼルスで行われたカブス戦に先発し、完封で今季3勝目(5敗)を挙げた。黒田は長打を許さず、4安打無四球で移籍後最多の11奪三振。日本投手の完封は2005年6月の大家(当時ブルワーズ)以来で通算6人目。

 カブス・福留孝介外野手は「5番・右翼」で出場。注目の黒田との“ルーキー対決”は3打数無安打に終わった。内容は第1打席が左飛、1死一、三塁の好機で迎えた第2打席は遊ゴロ併殺打、第3打席も左飛に倒れた。打率は3割。
 ドジャースは3―0で勝った。

 ≪福留、黒田に脱帽≫カブスの福留は黒田との3打席で無安打。しかし、遊ゴロ併殺打だった4回1死一、三塁は、セーフのタイミングで一塁に達していただけに「審判がそう言えばそれまで。人間だからミスもあるでしょう」とすっきりしない表情だった。ただ、完封勝利の黒田には「ゼロで抑えたのだから、よかったんじゃないですか」と素直に脱帽。「もう終わったことですから」と、気持ちを切り替えていた。(共同)

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2008年6月7日のニュース