イチローと福留１安打　城島３ラン！

カブス戦の５回、右前打を放つマリナーズのイチロー

　カブスの福留孝介外野手は２８日、ネバダ州ラスベガスで行われたマリナーズ戦に「５番・右翼」で出場、３打数１安打だった。内容は三邪飛、右飛、右翼線二塁打。

　マリナーズのイチロー外野手は「１番・中堅」で出場、４打数１安打。内容は左飛、一ゴロ、右前打、一ゴロ。城島健司捕手は「７番」で出場、４打数１安打３打点。内容は左飛、三ゴロ、遊ゴロ、左越え３点本塁打。マリナーズが１０―２で勝った。

　≪「完ぺき」と城島≫城島がオープン戦最後の打席で本塁打を放った。８回１死一、二塁で豪快なひと振り。左翼フェンスを越えていった打球を「完ぺきでした。キャンプの締めとしては最高ですね」と満足そうに振り返った。
　キャンプ終盤まで、意識して得意の引っ張りを我慢していた。「引っ張るのはいつでもできるから」。仕上げ段階で思い描いた通りにバットを振れたことに自信を深めた様子だ。
　２９日のオープン戦最終戦は、ナイター翌日のデーゲームとあって出場予定はない。「（開幕までの）最後の打席できっちり振れたのがよかった。これでシーズンはいける、というスイングだった」。ここまで自賛するのも珍しい。（共同）