千葉経大付が常葉学園菊川に快勝

[ 2008年3月29日 10:00 ]

<常葉学園菊川―千葉経大付>1回表千葉経大付1死一塁、稲葉が右翼ポール際に2点本塁打を放つ。捕手栩木

 第80回選抜高校野球大会第8日は29日、甲子園球場で3回戦を行い、第1試合は千葉経大付(千葉)が史上3校目の春連覇を狙った常葉学園菊川(静岡)に7―2で快勝し、初のベスト8に進んだ。

 2年連続出場の千葉経大付は1回、谷の左前適時打と稲葉の右越え2点本塁打で3点を先制。6回にも4長短打を集めて3点を加え、9回にはダメ押しの1点を奪った。エース斎藤は常葉学園菊川打線を2点に抑えて完投した。

 ≪流れ引き寄せた2ラン≫千葉経大付は1回の4番・稲葉の2点本塁打で主導権を握った。左腕戸狩の真っすぐを、引っ張って右翼席に運び「うれしかったです」と照れくさそうに笑った。3番・谷が直前に先制適時打したことで気が楽になったという。「自分も谷に続きたかった。ゴロを転がすように上からたたく感じで打った」と値千金の一打を振り返った。

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2008年3月29日のニュース