待ってるよ～巨人１軍打線はまだ眠る…

　【巨人０―４中日】巨人打線がまたもや沈黙した。韓国代表として北京五輪世界最終予選に出場していた李スンヨプが合流して４番・一塁でオープン戦初出場。ベストオーダーにまた一歩近づいたものの三塁も踏めず、散発３安打で最大のライバル・中日投手陣の前に零敗を喫した。

　ここ６試合でわずか５得点でオープン戦とはいえ最下位。原監督も「あとはバッティングコーチだな。君たちが質問攻めにしてプレッシャーをかけてくれよ」と困り顔。篠塚打撃コーチも「監督の気持ちは分かる」とするしかなかった。明るい材料は小笠原に復帰７打席目で初安打が生まれたこと。本人は「まだまだ、全然ダメ」としたが、１９日のヤクルト戦（神宮）では二岡も先発復帰する。９日後に迫った開幕へ、役者がそろった打線の点火が待ち望まれる。