桑田はオープン戦初失点

[ 2008年3月19日 09:20 ]

レッズ戦の9回に登板し、1回を2安打1失点のパイレーツ・桑田

 パイレーツの桑田真澄投手は18日、フロリダ州サラソタで行われたレッズ戦に8―3の9回に5番手で投げ、1回2安打1失点だった。桑田はオープン戦初失点。チームは8―4で勝った。

 ≪単調な投球を反省≫オープン戦5試合目の初失点だった。パイレーツの桑田が、8―3とリードした9回にマウンドへ。先頭打者に右翼線二塁打された。右飛で三進を許し、遊ゴロでホームインされてしまった。
 「ちょっと簡単にいきすぎた。単調にいくと打たれます」。反省を口にする一方、あまり勝敗に影響しない失点に「点を取られない投手はいませんから」と笑顔もみせた。点差を考えて捕手にリードを任せた分、単調な投球になった。それでも真っすぐは常時140―142キロ。2本目の安打も、変化球でバットを折った力ない打球。「調子はよかった」と話すようにキャンプ中一番の内容だった。
 この日も試合前に投手1人がマイナー行きを通告された。桑田は「今まで通り一生懸命やるしかない」と強調した。(共同)

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2008年3月19日のニュース