サヨナラ!「佐々木セガ」初陣飾った

[ 2008年3月19日 06:00 ]

<セガサミー・西濃運輸>初戦をサヨナラ勝ちで飾ったセガサミー・佐々木監督(左)は殊勲の照屋とガッチリ握手

 【セガサミー3―2西濃運輸】采配が見事に的中した。公式戦デビューのセガサミー・佐々木監督が延長10回に動いた。無死二塁の場面で、主将・照屋に強攻策を指示。「バントもあるけれど、あそこで勝負しなかったら勝てなかった」。照屋は期待に応えて中前へサヨナラ打。南海、ダイエー、西武などで看板打者を務めた名選手は、指導者としても好スタートを切った。

 チームとしては昨年の都市対抗の借りを返した。1回戦で同じ西濃運輸に1―2と惜敗。当時ソロ2発を浴び敗戦投手となった南はリベンジのマウンドで、9回まで4安打2失点と踏ん張り、延長サヨナラ勝ちを呼び込んだ。照屋主将は「監督はおおらかで、思い切った野球をやらせてくれる。てっぺんに立つために一戦必勝でやっていきたい」と初の頂点を目標に挙げていた。

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2008年3月19日のニュース