陸連、大学生パワーを評価 JOCの陸上派遣枠は40人

[ 2012年6月10日 21:05 ]

 日本陸連の高野進強化委員長は10日、ロンドン五輪の最終選考会となる日本選手権後に大阪市内で記者会見し、二つの日本新記録を評価した上で「大学生パワーを感じた大会だった」と総括した。日本オリンピック委員会(JOC)の陸上五輪派遣枠は40人(一部リレー種目を除く)になる見通しを明らかにした。

 同席した尾県貢専務理事は「特に若手の台頭が目についた」と述べ、男子やり投げで初優勝したディーン元気(早大)や同200メートルで2位の飯塚翔太(中大)ら世界ジュニア選手権で活躍した選手の成長を評価。高野強化委員長は選考基準として「世界と戦える選手が前提」と強調した。

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2012年6月10日のニュース