服部4勝目王手!師匠のゲキに応え単独首位守る

[ 2012年6月10日 06:00 ]

<サントリーレディース第3日>4番、第3打を放つ服部真夕

女子ゴルフツアー サントリー・レディース第3日

(6月9日 六甲国際ゴルフ倶楽部=6511ヤード、パー72)
 服部真夕(24=LIXIL)が師匠の岡本綾子(61)のゲキに応え単独首位を守った。ノーボギーで69を出し、通算13アンダーまで伸ばしツアー通算4勝目に王手をかけた。5打差2位には全美貞(29)、李知姫(33)の強力な韓国勢が控えるが、ツアー記録となる外国勢6戦連続優勝を全力で阻止する。

 師匠のメッセージが服部のお守りになった。単独首位から出るムービングサタデー。不安が先立つ朝、岡本からメールが届いた。「人にできることはあなたにもできる。あなたにできることは人にもできる。でもあなたにしかできないこともたくさんある」。かみしめるように読んで出陣。前半パープレーで耐えると、10、13番で5メートルを沈めてバーディー。17番パー5は第3打を10センチにつけて3つ目のバーディー。ノーボギーで13アンダーまで伸ばし、2位との差も4から5へと広げた。

 3週前の中京テレビ・ブリヂストンレディースと同じ全美貞、李知姫と回る最終日最終組。4打差3位から出た前回は李知姫に優勝をさらわれ自身は9位。屈辱を味わったからこそ「反省と強い気持ちを持ちながらやれば勝てる。私が落としたら勝てない。伸ばして勝ちたい」と言い切った。

 72ホールの最多アンダーVは02年ニチレイカップワールドレディースの不動裕理の17アンダー。服部がツアー記録で外国勢の6連勝を阻止する。

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2012年6月10日のニュース