福島 3連覇で五輪決定も「気になることがあって…」

[ 2012年6月10日 06:00 ]

女子100メートル決勝で土井(右)らを下して優勝を飾った福島(左)

陸上日本選手権第2日

(6月9日 長居陸上競技場)
 日本記録保持者の福島が11秒45で優勝し、大会3連覇を飾った。

 すでに五輪参加標準記録A(11秒29)を突破していたため、ロンドン五輪が決定。「とにかく優勝できたことがよかった」と、2大会連続の五輪出場を喜んだ。ただ、自己記録より0秒24も遅いタイムで、さらに「気になることがあって集中できなかった。内容は言えませんが」と吐露。最後まで満面のスマイルは影を潜めていた。

 ◆福島 千里(ふくしま・ちさと=陸上女子100メートル)女子100メートル、200メートルの日本記録保持者。昨年の世界選手権で2種目とも日本選手として初めて準決勝に進出した。北海道・帯広南商高出、北海道ハイテクAC。1メートル65、52キロ。23歳。北海道出身。

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