乾、小林組銀メダルも「世界上位にはもう一歩」

[ 2010年11月20日 06:00 ]

デュエット・フリールーティンで2位になった乾(手前)、小林組

 【広州アジア大会】シンクロナイズドスイミングのデュエットは、テクニカルルーティン(TR)に続いてフリールーティン(FR)を行い、乾友紀子、小林千紗組は合計186・875点で2位だった。

 くノ一(女忍者)と舞子を演じた午前のTRから一転、FRでは中近東の音楽を使って「あでやかさと力強さを出す」(小林)という構成だった。だが武器のスピーディーな足技の同調性がもうひとつで花牟礼コーチは「目指すところにはもう一歩」と厳しかった。ライバルのショウ・テイテイ、ショウ・ブンブン組(中国)が合計193・375点で2連覇を達成。乾は「世界の上位に近づくには、足りない部分がある」。小林も「成長を示し続けないといけない」と自らを奮い立たせた。

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2010年11月20日のニュース