池田はジャンボに脱帽「ハンパねーな」

[ 2010年11月20日 06:00 ]

単独トップでホールアウトし、T・ワトソン(左)と握手をかわす池田勇太 

 【ダンロップ・フェニックス 第2日】今季4勝目に向けて池田がスキのないゴルフを見せた。9番パー4では2打目を「一番外しちゃいけない」という左サイドに外したが、このピンチにも冷静に対応。距離のないアプローチがオーバーするのを覚悟の上で、返しの2・5メートルのパットをしっかり沈めてパーを死守した。

 危機管理を徹底して自身初の2ラウンド連続ノーボギー。同組のワトソンにはホールアウト時に「ナイスプレー」と背中を叩かれ「最後に笑顔で声をかけていただいて、本当に貴重な2日間になった」と感激した。
 そして、それ以上に喜んだのは敬愛するジャンボの好スコア。報道陣から伝え聞いて「ハンパねーな。たまらんねえ」とにんまりしつつ「やっぱりフェニックスは合ってるんだろうね。うれしくなるよ」とやる気をかき立てられていた。
 ▼3位丸山大輔 ピンチもなく、安定したゴルフができた。あすもこの2日間と同じように、刻むところは刻み、攻めるところは攻めます。(4バーディー、ノーボギーで8位からじわり浮上)
 ▼5位E・モリナリ 上がりの6ホールでパットが入らなくなり苦戦した。風がなく、ピンを狙いやすかっただけに残念だ。(スコアを3つ伸ばし、連覇を視野にとらえた)
 ▼49位T・ワトソン 池田選手は素晴らしいプレーをしていた。40年前の自分を思い出させてくれるね。(自身のプレーには不満顔も同組で回った池田を称賛)

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2010年11月20日のニュース