川口組は貫禄のSP首位!高橋組は2位発進

[ 2010年11月20日 01:15 ]

 【フィギュアスケートロシア杯】バンクーバー冬季五輪では4位とメダルを逃した川口、スミルノフ組が、今季のGP初戦で世界選手権2大会連続銅メダルの貫禄を見せ、SP首位に立った。

 痛めていた肩を春に手術したため、練習開始は9月末までずれ込んだ。「間に合うかなと思ったけど、よかった。観客に(これまでと)違うと言われれば成功」と笑顔を見せた。

 ≪高橋組は2位発進≫ペアの高橋、トラン組がほぼ完ぺきな演技でSP2位と好発進した。滑り終えると同時に、何度もガッツポーズを見せた高橋は「ものすごく緊張したけれど、よかった。大きな大会で力を出すことができて満足」とはにかんだ。
 ペアは掛け持ち可能なジュニアGPにも出ていた2人が「独自の世界を創り上げている」と尊敬する川口組には及ばなかったが、ともに初めて訪れたペア王国ロシアの地で華麗に舞った。
 NHK杯で3位に入り、シニアのGPで初めてメダルを獲得。2戦連続で表彰台に立てれば、ジュニアGPに続いてシニアでファイナル出場の可能性もある。高橋は「(どうするかは)決まってから考えます」と気を引き締めた。(共同)

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2010年11月20日のニュース