東海大 4連覇が確定「ぼくらにとっては通過点」

[ 2010年11月20日 17:09 ]

 ラグビーの関東大学リーグは20日、東京・秩父宮ラグビー場でリーグ戦1試合を行い、東海大が25―17で法大に勝ち、6戦全勝の勝ち点24で4年連続4度目の優勝を事実上決めた。

 28日の最終戦で東海大が関東学院大に敗れ、流通経大が法大に勝てばともに6勝1敗の勝ち点25で並ぶが、直接対決で勝っている東海大が上位となる。ただし、東海大が最終戦を棄権した場合は規定により流通経大が上回る。
 東海大は後半35分、この試合4つ目のトライを奪って粘る法大を振り切った。法大は2勝4敗。
 4連覇を事実上決めた東海大に、スタンドからは祝福の声が相次いだ。それでも木村監督が「ぼくらにとっては通過点」と話したように、目標とする大学日本一に向け、選手らに喜ぶ姿は見られなかった。
 自慢の攻撃力を法大の鋭いタックルに封じられて前半は10―7。後半開始早々にトライを奪っても波に乗れず、攻め急ぎからミスも目立った。前川主将は敵陣でプレーする時間を長くするという狙い通りの展開に持ち込めず「前半の中盤でトライを取りきれなかったのが後半にも響いた」と反省した。

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2010年11月20日のニュース