24歳の大貫友梨亜が初の日本一/全日本選手権

[ 2010年11月20日 18:33 ]

女子個人総合で初優勝した大貫友梨亜のボール

 新体操の全日本選手権第2日は20日、東京・国立代々木競技場で行われ、女子の個人総合は後半の2種目を行い、広州アジア大会代表の24歳、大貫友梨亜(東女体大OG)が得意のボールで最高点の26・000点を出して逆転し、合計101・475点で初優勝した。

 アジア大会代表で前半首位の18歳、山口留奈(イオン)は0・350点差で2位。股関節故障から復帰し、3連覇を狙った日高舞(東女体大)が3位、2008年北京五輪団体代表の三沢樹知(東女体大)が4位。
 女子団体総合は日女体大が合計48・875点をマークし、22連覇を狙った東女体大を0・275点差で破り、1977年大会以来となる2度目の優勝を飾った。
 男子個人総合は北村将嗣(花園大)が合計37・925点で3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 ▼大貫友梨亜の話 昨日を終えた時点でやりきれなかった部分があった。今日は自分のできることを信じてできたのがよかった。(優勝は)素直にうれしい。

 ▼山口留奈の話 少しも優勝を考えていなかったというわけではなかった。ボールは臨機応変に対応してうまくまとめられたが、リボンでは(予定した技ができなくて)欲が出てしまった。

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2010年11月20日のニュース