石川佳純 友人からのメールは「中国語が変だよ」

[ 2010年11月20日 16:22 ]

混合ダブルスで銅メダルを獲得し、福原愛(左)と笑顔で中国メディアの取材に応じる石川佳純

 【広州アジア大会 卓球】早朝6時に起床し、選手村に戻るのはいつも夜遅く。卓球女子の17歳、石川佳純(ミキハウスJSC)は、福原愛(ANA)と組んだ女子ダブルス、松平健太(早大)と組んだ混合ダブルスで2つの銅メダルを獲得したものの「選手村では寝るだけ。同年代の他の選手とも友達になりたかった」と残念がった。

 初めてのアジア大会は競技で必死。序盤の団体戦ではメダルが懸かった試合でシンガポールに惜敗し、目に涙を浮かべた。「うれしい試合もあったが、まだ学ぶことがある」。喜びと悔しさの両方を味わった。
 取材エリアでは福原に次いで現地メディアの取材を受けた。勉強中の中国語で対応したが、福原ほど自在には操れない。インタビューを見た友人から届いたメールは「中国語が変だよ」。
 その後の中国メディアの取材には顔を真っ赤にして対応した。「恥ずかしくて、自分でも何を言っているのか不安」と、試合の時の堂々とした姿とは対照的だった。(共同)

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2010年11月20日のニュース