クルム伊達、単複で8強入り それでも「反省」

[ 2010年11月20日 06:00 ]

女子シングルス2回戦 香港の張玲に快勝して準々決勝に進んだクルム伊達公子

 【広州アジア大会テニス】女子シングルスで第1シードのクルム伊達公子(40=エステティックTBC)が初戦の2回戦で張玲(香港)に6―3、6―3で快勝し、台湾選手を圧倒した森田あゆみ(20=キヤノン)とともに準々決勝に進んだ。女子ダブルスでも森田とのペアでタイのペアを下してベスト8入り。順当に勝ち上がったが、それでもクルム伊達は「反省すべき点がある」と表情を引き締めた。

 第1シードのシングルスは、センターコートで格下の張玲をストレートで撃破。だが、ダブルスは10点先取のマッチタイブレークにもつれ、5―8からの5連続ポイントで辛勝と、納得のいく内容ではなかった。
 16年ぶりのアジア大会については「この大会はランキングに関係ないが、勝負そのものが楽しみなので出場を決めた」と一言。まずは、94年広島大会以来のシングルス優勝を狙う。
 ▼森田あゆみ ダブルスは負けていてもおかしくなく、勝ったことがラッキー。次こそはいい試合をしたい。団体戦の時よりも調子は上がっているので、シングルスではメダルを最低限目指している。

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2010年11月20日のニュース