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W杯初采配 ドゥンガ監督「結果に満足」

[ 2010年6月17日 06:00 ]

 【W杯1次リーグG組 ブラジル2―1北朝鮮】指揮官として挑む初のW杯。初戦を白星で飾ったブラジルのドゥンガ監督は「初戦は独特の緊張感がある。結果に満足している」と息をついた。

 相手の堅守を崩せず前半は0―0。情報が少ない相手に手を焼いたが、徐々に力の差を見せつけて後半2得点。終盤の失点で冷や汗はかいたものの無難に滑り出した。
 スターをそろえながら8強で敗退した06年ドイツ大会後に就任。名前にはとらわれないチームづくりを進めてきた。先制点のマイコン、さらに1ゴール1アシストのエラーノはいずれも自ら積極的に起用して力を引き出してきた選手。戦い方が守備的と批判も浴び、この日は「もっと得点したかった」と欲を見せた。ポルトガル、コートジボワールとの「死の組」で得失点差の争いになる可能性を考えれば大量点が欲しかったが、まだ初戦。6度目の優勝を視野に徐々にペースを上げる。

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2010年6月17日のニュース