韓国で２００万人が街頭応援「よく戦った」

アルゼンチン―韓国戦で、大勢の人たちが詰め掛けたソウル市内のパブリック・ビューイング会場

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会で代表チームが強豪アルゼンチンと対戦した韓国では１７日、全国各地で市民約２００万人が街頭に繰り出し懸命に応援した。試合が敗戦に終わった瞬間、ため息が漏れる一方で、「よく戦った」と拍手も起きた。

　ソウル中心部の市庁舎前広場などには大型スクリーンが設置された。試合開始の数時間前から赤いＴシャツ姿の若者らで一帯は真っ赤に染まり、「テーハンミングク（大韓民国）」の大合唱。
　聯合ニュースによると、全国３５０カ所以上で街頭応援が行われた。
　同ニュースは、今回の敗北でも「ベスト１６入りの可能性はまだ残っている」として、次の対ナイジェリア戦に必勝を期すよう促した。（共同）