オランダ戦へ本格スタート！本田は２トップの一角に

練習で（右端から）本田、長友、遠藤らに指示を出す岡田監督（中央）

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会で１次リーグＥ組の日本代表は１６日、南アのベースキャンプ地ジョージで全員が参加して約１時間半練習を行い、１９日のオランダ戦に向けての調整を本格的にスタートした。

　基本メニューで体を動かした後は４―４―２の布陣を敷いたフォーメーション練習を行った。最終ラインから素早くパスをつなぎ、両サイドからの折り返しを中央で合わせるまでのプレーを繰り返した。

　初戦のカメルーン戦で決勝点を挙げた本田（ＣＳＫＡモスクワ）は２トップの一角に入り、右太もも打撲の森本（カターニア）だけが別メニューで調整した。
　初戦に出場したＭＦの阿部（浦和）は「体調はいい。オランダの力はみんな分かっているので、しっかり準備したい」と話した。日本は１次リーグ第２戦のオランダ戦に勝てば、２大会ぶりの決勝トーナメント進出が見えてくる。（共同）