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ブブゼラには打楽器で対抗…応援も“奮闘”

[ 2010年6月17日 06:00 ]

 【W杯1次リーグG組 北朝鮮1―2ブラジル】スタンドでは北朝鮮や日本から駆け付けた応援団が、強豪ブラジルへの大歓声にかき消されまいと声を張り上げた。

 平壌から来たという男性ばかり約40人の応援団は両手に持った木製打楽器を打ち鳴らし、在日朝鮮人約20人も必死に声援。入場した鄭大世を見て涙ぐんだ母・李貞琴さん(59)は「まだ2試合ある。頑張って1次リーグを突破するように応援するよ、と息子に伝えたい」と声に力を込め、安英学の母・鄭末禮さん(62)は「優勝候補相手に1点。手応えを感じました」と前を向いた。

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2010年6月17日のニュース