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メッシ ゴールなくても勝利の立役者

[ 2010年6月17日 22:59 ]

アルゼンチンのメッシとマラドーナ監督

 【W杯1次リーグB組 アルゼンチン4-1韓国】想定通りの厳しいマークにあっても、メッシは勝利の立役者となった。

 先制点は意外な形で生まれた。前半17分に左FKを左足で放り込むと、ボールは相手に当たってGKの横をすり抜けた。オウンゴールであっさりと先制しても、韓国の守備は緩まない。自陣でのドリブルも強引なタックルで止められ、相手に警告が出るほどだった。

 だが、後半31分に味方とのパス交換からドリブルでペナルティーエリア内に侵入。左からのシュートを一度はGKに防がれたが、はね返りを再び角度のないところから狙うとポストに当たり、こぼれ球をイグアインが簡単に押し込んだ。その4分後には相手守備陣に囲まれながら、ふわりと浮かせる意外性たっぷりのパスで決定機を演出。イグアインのハットトリックをおぜん立てした。

 身長170センチの小柄な体で世界中の注目を集めるレフティーが、期待通りに南アフリカの地で輝きを放った。

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2010年6月17日のニュース