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イグアインがハット!アルゼンチン 韓国に快勝

[ 2010年6月17日 19:47 ]

2点目を上げて喜ぶアルゼンチンのイグアイン

 W杯南アフリカ大会は17日、ヨハネスブルク・サッカーシティー競技場でB組のアルゼンチン―韓国を行い、アルゼンチンが、イグアインのハットトリックなどで4-1と圧勝。連勝で勝ち点を6に伸ばした。

 韓国は初戦からメンバーを入れ替え、チャ・ドゥリに代わってオ・ボムソクが先発。アルゼンチンは、右ふくらはぎを痛めたMFベロンが欠場し、M・ロドリゲスが出場した。

 先制はアルゼンチン。前半17分、メッシのクロスをゴール前のデミチェリスが空振りしたが、パク・チュヨンが痛恨のオウンゴール。前半33分には、M・ロドリゲスのクロスをブルディッソが頭でそらし、フリーになっていたイグアインが頭で決め2-0とリードした。

 前半終了間際に韓国はデミチェリスがもたつく間にイ・チュンヨンがボールを奪いゴール。貴重な1点を返した。

 後半31分、メッシのシュートはポストに当たったが、詰めていたイグアインがこの日2点目。さらに35分にもイグアインがアグエロの折り返しを頭で決めハットトリック達成し、4-1で韓国を圧倒した。

 一躍、得点王候補に名乗りを上げたイグアインは、レアル・マドリード(スペイン)に所属。今季の当初は控えに甘んじていたが、得点を続けることでレギュラーの座を獲得。リーグ戦で27ゴールを挙げ、得点ランキングはメッシの34ゴールに次ぐ2位となった。その勢いをW杯にも持ち込んだ。

 ▼アルゼンチン・マラドーナ監督 選手たちを褒めたい。われわれには23人の優れた選手がいる。練習でこれまでやってきたことを、見せてくれた。

 ▼イグアイン 満足している。チームに貢献できてうれしい。チーム全体がいいプレーをした。

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2010年6月17日のニュース