パックン 年金納付引き上げ案への国民反応に驚き「アメリカだったら大きな反発、フランスなら…」

[ 2024年4月18日 18:24 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(53)が18日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にスペシャルキャスターとして生出演し、政府が年金改革に向けて掲げている検証項目について自身の考えを示した。

 年金制度の維持のため、厚労省が掲げる改革案の一つとして5項目を発表。その中で物議を醸しているのが、年金納付額の引き上げ案だ。

 これまで60歳までと決められていた年金の支払いを65歳まで5年間、延長することをにらみ、検証する方針を固めた。5年の延長となれば、単純計算で1人約100万円の負担増となるが、受取額の増加は月当たり数千円程度に留まる可能性がある。番組で街の声を取材すると、負担増や将来の支給に不安やあきらめの声が聞かれたほか、国の制度に頼らない資産形成を口にする人もいた。

 取材を行ったフリーアナウンサー青井実は「納得していないけど、怒るというより、とにかくしょうがないんだと“丸”を付ける姿が印象的でした」と、町の人の声を総括した。

 見解を求められたパックンは、「苦笑とはいえ、みんなよく笑顔で受け入れてくれているんですねと」と、穏やかな反応に驚きを口にした。その上で「これ、アメリカだったら大きな反発、フランスとかだったら暴動が起きるくらいの条件だと思うんです。ずっと支払っていた時の約束と、もらう時の約束が違うじゃないかと」と、各国の国民性とも比較して訴えた。

 さらに「皆さん、素直なのはいいですけど、もう少し声を上げていいと思いますよ」と、おとなしすぎる日本国民に呼びかけていた。

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