小堺翔太「本当に心が持ってかれました」コロナ感染で受けた精神的ダメージ 誹謗中傷に「辛かった」

[ 2021年8月24日 10:34 ]

小堺翔太
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 新型コロナウイルスに感染し、回復したタレントの小堺一機(65)の長男でタレントの小堺翔太(34)が23日、自身のブログを更新。コロナ感染で精神的にダメージがあったことを明かした。

 前回の投稿で「この体の辛さもさることながら、メンタルをすり減らす事象がたくさんありました」と記していた小堺。周囲へのり患の不安と影響への謝罪の言葉をつづり、さらに「感謝してもし切れません」と保健所スタッフへの感謝も記した。

 コロナ陽性を発表した後は多くの声が寄せられ、「ほとんどが温かいお言葉ばかりで」だったというものの、「中には信じられないような、正直、これが血の通った人間が発した言葉だろうかというものもありました」とさまざまな誹謗(ひぼう)中傷があったという。「正直、人一倍気を付けている自負はあったし、業界的にも感染対策に関しては、皆さんかなり気を使っていると思います。実際に私がコロナに罹り、その後対策が強化された現場もあります。『テレビ』『マスコミ』に関与している人間というだけで、感染した人に向かって『ほら見たことか』と言ってくる。どうせ夜遊びしてたんだろ。対策もせずにしゃべっているからだ。業界が悪い。辞めてしまえとか。そんな言葉も飛んできました。迷惑をかけている自覚…一番感じている部分を指摘され、本当に辛かったです。『感染した人が悪』という思いのある方は、どうしてもいるのだなと感じました」とつづった。

 さらに「『そもそもコロナなんて病気はありません』『ただの風邪なのに騒いで、どういうつもりですか?』中には『反論があったらおっしゃってください』というメッセージまで」あったという。「自分の見解を肯定するために、私が使われているんだなぁ…と。これは本当に心が持ってかれました。辛かったです」と吐露した。

 「とにかく皆さんにお伝えしたいのは『引き続き対策は万全に、コロナに罹らないでください』ということです。普段からの対策はもちろん、体調の些細な変化にも気をつけていただきたいです」と翔太。「コロナに罹ると今までにない苦しい思いをします。ご家族の心配やお一人で自宅に居なければならない方は、それに伴う『病気とは別の心配事』もたくさん出てきます。各所に連絡を取るのも大変。そこに体調の悪化が加わってくるわけです。病気に関して未知な部分も多く、先が見えないという怖さもあります。こんな辛い思いはここを読んでくださった皆さんにはしていただきたくないです」と呼びかけた。

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2021年8月24日のニュース