岡本知高 閉会式のブルー衣装は故郷高知の仁淀川をイメージ「こだわりました」

[ 2021年8月9日 12:09 ]

<東京五輪閉会式>ステージで歌うソプラノ歌手の岡本知高(AP)
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 8日の東京五輪閉会式に出演したクラシック歌手・岡本知高(44)が9日、自身の公式ツイッターに連続投稿し、出演を終えての心境をつづった。

 式のセレモニーでオリンピック賛歌を歌唱した岡本は、「感動を与えてくださった選手、スタッフ、ボランティアの皆さんへの感謝の気持ち、そして、これから始まるパラリンピックの選手、スタッフ、ボランティアの皆さんへのエールも込めて高らかに歌い上げました」と報告した。

 さらに、「オリンピック賛歌では、世界中から集う勇敢なオリンピアンたちの友愛と栄光がたたえられています。僕の歌唱ではそこに世界平和、人種や性別や宗教等のあらゆる差別がなくなる世界、新型コロナの世界収束への祈りも強く歌い上げたいと思いました」と歌唱に込めた思いを明かし、「素晴らしい舞台に立てたことを心から光栄に思います」と感謝をつづった。

 続くツイートでは、ブルーの衣装についても解説した。「オリンピック閉会式で着用した衣装は、僕の故郷#高知県に流れる美しい#仁淀川(によどがわ)を象徴する【#仁淀ブルー】という色にこだわりました」(原文まま)と、ハッシュタグ付きで説明。「幼い頃から川遊びが大好きで、育んでもらった故郷の自然への感謝の気持ちも込めました。インナーは道着に袴となっています」と、故郷の自然に和の心を組み合わせたコーディネートだったことを明かした。

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2021年8月9日のニュース