西武 中村剛が「いいホームランだった」と球団新の21年連続弾 松井監督も「見事でしたね」

[ 2024年4月10日 22:35 ]

パ・リーグ   西武2―3ロッテ ( 2024年4月10日    ベルーナドーム )

<西・ロ>9回、同点ソロを放つ中村(撮影・久冨木 修) 
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 球団史を塗り替える西武・中村剛の劇的な一発も、勝利にはつながらなかった。

 1点を追う9回1死でプロ23年目の主砲が左翼へ同点1号ソロ。27打席目での今季初アーチは伊東勤を上回る21年連続本塁打の球団新記録となった。

 ここまで打率1割台前半だった40歳は「なかなかいい打撃ができていなかった。最後、いいホームランだったので何とか(今後に)つなげていきたい」と振り返った。

 これが自身通算472号。ロッテ・横山からは初アーチで「266人斬り」となった。歴代11位の田淵幸一に2本差とし、悲願の500号へ残り28本。

 試合は延長10回に守護神・アブレイユが失点して惜敗も、松井監督は「中村は見事でしたね。記録というのは長くやっているからこそ。毎年いい準備、体調を維持してくれる。助かります」と称えた。

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