日本ハム・山崎「絶対に見返してやろう――」伏見と誓ったオリックス時代が「さちとら」の原点

[ 2024年4月10日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4―2ソフトバンク ( 2024年4月9日    熊本 )

<ソ・日>初回、犠飛を放った伏見(左)を迎える山崎(撮影・岡田 丈靖)
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 日本ハム・山崎福也(さちや)と女房役の伏見寅威(とらい)のバッテリー。「さちとら」の原点は4年前の20年。京セラドームのロッカーで誓い合った約束が2人の原動力となった。

 「絶対に見返してやろう――」

 ともにオリックスにドラフト上位で入団するも、目立った活躍ができていなかった。山崎は先発転向したばかり。伏見は控え捕手だった。山崎は「言葉は悪いけど“負けてもしょうがない”という雰囲気はあった。そういうのを見返したいという気持ちはありました」と当時を振り返る。

 先発投手と専属捕手として、ともに週1回の“仕事”に、伏見は「気合が半端じゃなかった」という。試合相手を2人で徹底的に分析した。「先発3日前になると近くに寄ってくる。“次、準備OKですか?”と。早く話したかったんだろうね」と笑って振り返る。

 「さちとら」で初勝利を挙げたのは、20年7月16日のソフトバンク戦。そこから、2人でキャリアの階段を上がった。再びコンビを組んだ2人の再スタートも、同じ相手となった。(日本ハム担当・清藤 駿太)

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