「ベースボール5」侍ジャパン出陣会見 4・13アジアカップ開幕 元巨人・辻「野球の経験を発揮」

[ 2024年4月10日 14:33 ]

アジアカップに出場する侍ジャパンBaseball5代表
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 4月13日から16日に韓国・ソウルで開催される「第2回Baseball5 アジアカップ2024」に出場する「侍ジャパン代表」が10日、都内で会見を行った。ベースボール5(ファイブ)は軟らかいボールを手打ちする新スポーツで、男女混合でプレーする。

 全日本野球協会の山中正竹会長は「WBSCがこれからの野球カテゴリーの中で目玉にしたいという思いを持った競技。プロアマ一緒になって競技をサポート、普及させたい」と語った。若松健太監督は「将来を感じる競技。普及においても責任がある」と意気込んだ。日本代表チームは3月に「侍ジャパンBaseball5代表」として活動することが決まった。

 日本を含めた8つの国と地域が参加する。韓国、台湾、マレーシア、シンガポール、日本、中国、香港、タイが出場。日本は世界ランキング6位で、同2位の台湾が最大のライバルになる。上位3チームが10月に香港で開催される「ワールドカップ」の出場権を獲得する。

 巨人で18年まで6年間プレーした辻東倫は「今はベースボール5にどっぷりハマっている。U21以来、約10年ぶりに侍ジャパンの一員に戻ってくることができた。野球で培ってきたことを発揮できるように頑張る」と語った。

 女子野球の日本代表経験を持つ茨木ゴールデンゴールズの六角彩子は「ベースボール5が楽しい競技という伝えつつ、世界一を目指す」と意気込んだ。チームは8選手で構成され、男性4人、女性4人。主将の島拓也はJAで融資担当をするなど、会社員を含めた個性豊かなメンバーとなっている。

 ▼中浜瑞樹コーチ「優勝を目指して頑張っていきたい」
 ▼數田彩乃「優勝して日本に帰ってきたいと思う」
 ▼喜屋原咲「自分の持っている力を出し切れるように頑張りたい」
 ▼唐木恵惟子「全国大会に出るのは初めて。ベースボール5でいい経験になる」
 ▼島拓也「プレーを見ていただき、競技を知らない人に発信できるようにしたい」
 ▼三上駿「普段は会社員をしている。優勝を目指して頑張りたい」
 ▼本池太一「普段は鉄鋼商社の会社員。しっかりと責任を持って頑張っていきたい」

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