【鈴木誠也と一問一答】OP戦は調子が良すぎたあまり「今が練習だと思ってる」今季2度目の3安打

[ 2024年4月10日 15:43 ]

ナ・リーグ   カブス5-1パドレス ( 2024年4月9日    サンディエゴ )

初回に中前打を放つ鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)が9日(日本時間10日)、敵地でのパドレス戦に「2番・右翼」で先発出場し、今季2度目の3安打をマーク。打率を・326とした。試合後の鈴木の主な一問一答は以下の通り。

 ――中前打した1打席目は外角低めのカーブ、厳しい球だった。

 「当たりました。(笑)」

 ――積極的な打撃ができているのでは。

 「昨日の終盤あんまり良くなかったんで、今日はそういった意味で修正できて、いい打席が多く迎えれらたかなと思います」

 ――相手先発・マスグローブはカーブがいい。

 「コントロールがいいピッチャーなんでゾーンには来るだろうという思いで、勘で振っていました。たまたま高さ的に良かったんでヒットゾーンには飛んでいましたけど、すごいカーブでした」

 ――その後の2打席(左前打2本)は内角をうまくさばいた。

 「厳しい球だったんで最低限、いい打撃があれはできたなというふうには思います」

 ――内角を捌くのがうまい。

 「狙ってやっているわけではないんで。たまたまいい感じで力が抜けて打ててるんじゃないかと思います」

 ――納得のいかない部分は。

 「甘い球もありましたし、そういったところを攻めきれなかったというのもありますし、結果的には全部良かったんですけど、修正するところはあるのかなと思うんで、しっかり打席内容を見直してどういう心境で打席に立っていたのかをもう1回頭に入れて、また次につながるようにやっていきたいないと思います」

 ――開幕から2週間、コンスタントに結果が出ている。

 「キャンプ中はいろいろ試したかったんですけど変に調子良かったんで、何をやってもハマるような感じだったんで、あんまり参考にならないといいますか、あんまり練習にはならなかったんで、今が練習だと思ってやっています」

 ――練習の時にブラストモーションでチェックしているのはスイングスピードか。

「何も見ていないですよ。目安。いい時はどうなっているのか、悪い時はどうなっているのかをチェックがてら見ているだけなんで、あんまり数値を求めだすと難しいんで。いい時はこういう数値だなとか、悪くなってくるとこういう数値だなとかという感じでやっています。普通に自分で振って、結果的にどうなっているのかというだけで、数値を良くしようと思っても結局、相手がいることなんでなかなか難しいんで。ピッチャーだったらいいと思うんですけど、ピッチャーが始動なので、いい形で投げれた方がいいと思うんで、バッターは対応力の方のスポーツになってくるんで、形良くても形いい状態でなかなか打たしてくれないので、だから崩された部分の状態とかを見ながらやっています」 

 ――パドレスが相手で日本人選手と会った。松井と仲良く話していた。

 「(松井は)侍ジャパンとかでも一緒にはなったことがあるので。(学年が)一つ下でもありますし、高校の時も何回も対戦していますし、高校同士が仲良かったんで試合もやっていたので。敵チームなんで日本の時はあんまり敵チームのピッチャーとご飯は行かなかった。情とかも入りたくないですし。難しいですけど、アメリカの舞台でまたちょっと違った感じではあるんで。日本の時とはまた違った感じではあるので、なんとも言えないですけど、でも、みんなが頑張って盛り上げられればもっと日本の選手たちも来たいという思いが強くなると思いますし、それが個人個人のレベルアップにつながると思うんでみんなで頑張っていければと思いますね」

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