アストロズ・バルデスが左肘炎症でIL入り コール、ストライダー…大物投手に故障相次ぐ

[ 2024年4月10日 08:51 ]

アストロズのフランバー・バルデス(AP)
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 アストロズのフランバー・バルデス投手(30)が左肘炎症のため、負傷者リスト(IL)入りしたと9日(日本時間10日)、複数の米メディアが報じた。

 米「FOXスポーツ」などによると、バルデスは先発が予定されていた8日(同9日)のレンジャーズ戦の登板を回避。前日7日にキャッチボールをした際に痛みが出たという。

 ドミニカ共和国出身のバルデスは18年にメジャーデビュー。昨年8月のガーディアンズ戦ではわずか93球でノーヒットノーランを達成。21年から昨季まで3年連続で2桁勝利をマークしている。

 大リーグでは今季も投手の故障が相次いでいる。昨季サイ・ヤング賞のコール(ヤンキース)は右肘痛で離脱中。昨季20勝のストライダー(ブレーブス)も右肘じん帯損傷が発表された。

 選手会は6日にピッチクロックを批判する声明を発表し、「回復する時間が十分でない」と警告。

 一方で、現役最多257勝のバーランダー(アストロズ)は「ピッチクロックのせいにするのは簡単だが、実際は全てのことが少しずつ影響している。一番は投球スタイルの変更で、みんな全力で高回転で投げている。まさにパンデミックだ」と球速や回転数の増加も関連していると指摘した。

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